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シン・エヴァンゲリオン劇場版:|| 感想 ネタバレあり

ネタバレをふくみます

視聴の上閲覧ください

Q

綾波を救うために前回サードインパクトが起こり、良くしてくれたカヲルが身代わりで死に、同棲してた上司のミサトさんや同僚のアスカは冷たく、親友のトウジは死んだらしく、ゲンドウは当然何も説明してくれず、4th インパクトで世界をさらに破壊してしまった

テーマ

父と息子、ゲンドウとシンジの和解という誰にでも刺さる素晴らしいテーマだった

戦いでは父に勝てないが、諦めずに向き合い、対話を求め、お互いに理解し、父は自分の求めていたものを理解した。素晴らしい結末だった。

伏線のカセットプレイヤーと対話

カセットプレイヤーとイヤフォンが、なぜ初号機の中から発見されたかが明らかになった。

シンジと同じでゲンドウも周りを拒絶して自分の世界に入っていた。

しかしカセットプレイヤーを渡されることでをきっかけに自分を思い出し、シンジにコミュニケーションをはかることが出来た。

自分のシンジへの恐れ、その方がシンジのためになると考えて引き離していたことを直接伝え、シンジもそれを理解し、お互いに和解できた。

そしてシンジの中に母のユイをみて、暴走を止めて、ゲンドウは戦いから降りた。

この描写はマスクがびちょびちょになるほど泣いた。

メカ描写

赤い世界の背景がとても美しかった。

冬月作の 44B の腕を廃したグリーンの汎用エヴァ包囲網と粒子砲の攻撃

冬月の3つのヴンダーの操術

ヴィレのヴンダー内部のかっこよさ

そしてまさかのゲンドウのエヴァとシンジのエヴァの槍でのステージを変えながらの連戦!

ド迫力精緻描写に大興奮!

田舎描写とレイ

たくましく生きる人々の美しさが素晴らしかった

無垢な綾波レイの視点の世界の描写が素晴らしかった。

レイの液化の結末は映画館にも関わらず叫びそうになって喉から少し声が漏れてしまった。

まとめ

カセットプレイヤーの描写の伏線の回収と、それを通じた父との相互理解での決着

ヴンダーやエヴァ達の戦闘描写の大興奮

そして田舎の懸命に生きる人々の美しさ

非常に素晴らしい作品だった。

特にテーマが誰にでも刺さるものであり、万人にオススメ出来る。

3Dのメカ描写も本当に最高レベルで1900円でみれるのがおかしい安さ。

本当に素晴らしい作品だった。

影響を受けて、私もお互いに避けあっている父とビールをのみ、父の前の仕事や祖母の話を聞き、少し父を理解した。

緊急事態宣言での映画館停止が終わったらまた2度目3度目も見に行きたい。