映画 MONSTER HUNTER 感想 -- 前半は最高だったが…
ネタバレを含みます。
モンハンとは?
CAPCOM の PSP -> PC -> Switch の大ヒットゲーム。
恐竜からかなり凶暴にしたまさしく「モンスター」をハントして、その素材で強い武器や防具を作ってさらに強いモンスターに挑んでいくゲーム。
属性の相性があり、各属性の武器や防具を揃えていく必要がある。
私は 2nd, 2ndG, 3rd までやった。
イヤンクック、ティガレックス、ディアブロス、リオレイア、リオレウス、ミィラボレアス、などの姿が思い浮かぶ。
映画に出てくるモンスター
アイルーもでてくる
4th 世代?のネルなんとかもでてくる
大迫力でこれらの恐ろしさが観れるのは良かった
ゲームだと単騎でくるくる回って大剣当ててれば割と簡単にレイアもディアブロスも殺せますからね…
味方側のキャラ
米軍のチームリーダー(レンジャー)にアルテミスとしてミラ・ジョヴォヴィッチ
危険地域に1人残されていてアルテミスと協力して戦う現地兵士(ハンター)に トニージャー
通訳してくれて最後まで戦う現地チームのリーダー老兵にロンパールマン
ワイヤーを使いこなす受付嬢似の女性兵士に山崎紘菜
が出てくる。
しかし誰も名前で呼び合わない…すぐ死ぬからか…?
なぜ見たか
バイオハザードでかっこよかったミラ・ジョヴォヴィッチが主演なので見にいこうと言われた
クソ映画っていう前評判は結構目に付いていたw
総感
前半の現地の原じ…兵士との和解とディアブロスの討伐は非常にアツかった。
ゲームと違ってどうやっても人類が勝てなそうな敵として描かれていて、ネルヴァ戦に至っては完全にエイリアン映画だった。
その後の嵐を切り抜けるのもかなり熱が入った。
しかし後半の現地勢合流、US 最先端兵力合流全滅からの2人でのレウス討伐、偽エンディング、 米軍の戦車たちと航空戦力を殲滅したレイアを主人公たち3人で狩るぞ!アイルーもいるぞ!で映画終了はちょっとついていけなかった。
好きだったシーン
ミラ・ジョヴォヴィッチと現地の原人弓兵の本気での殺し合い。
途中まで弓兵はめっちゃ援護射撃してくれてたのに、ミラ・ジョヴォヴィッチが1人で歩いてるとこに襲撃し出すし、めっちゃナイフ振るうしやはり素晴らしいアクションだった。(敵がほかに居るのにここで殺しに行くのは納得いかないけど)
お互い拘束したあとも平気で抜け出すし、気絶させて上下関係をつけて…とかではなくて全力で殺しに行き、ミラは現地兵士の宗教の台座までぶっ壊して大爆笑してるのは「(この後和解する気が全くねぇんだ…)」とおもって逆に面白かったw
エイリアンみたいな奴の所に落ちる弓兵を救い、まだ警戒してる奴にチョコレートを渡して水を貰って和解した時は感動した。
ディアブロスの討伐も相当凝られてて手に汗握るバトルだったし、その後昏睡した弓兵をミラが必死に嵐の中を守りきり復活させた所はかなり感動した。
オアシスでの火事から逃げる草食竜の群れの脅威のシーンは、草食とは言え、大型生物の群れは危険だとのメッセージが伝わって良かった。
納得いかなかったシーン
時空移動の塔とドラゴンより、明らかにネルヴァのエイリアンの大軍の方がが人類滅亡の危機だろうに放置されてるところ。
武器の補正。拳銃はともかく、米軍の最新式の航空機銃ですら豆鉄砲なのに、弓兵の爆薬付き弓矢がぶっ刺さってかつ怯みまくりなのはかなり違和感があった。
近代兵器ダメージ1%の補正なのか??
またミラ以外の兵士の扱いが雑。最初のチームの生き残りの詳細もないし、現地のキャラの濃いハンター精鋭チームのリーダーのおっさん以外がどうなったかの詳細もないし、そのへんが気になって後半没入出来なかった。
あと言語。せっかく英語も現地語もマスターしてるおっさんが出てきたのに、ミラも弓兵も全く話すことないのか?と寂しくなった。家族の仇とか聞かないのか…
まとめ
前半の大自然とモンスターの驚異とミラと弓兵のガチの殺し合いからの協力してディアブロス討伐まではかなり盛り上がったが、後半は納得いかなかった要素が多く、偽エンディング以降はとにかく爆音がうるさく、真のエンディングも音楽がうるさく辛かった。
面白かったが、アイルーの料理を見たらそこで退室することをオススメしたいw
以上。
追記
モンハンネタが出てくるだけで喜べる人には後半もおすすめ
https://news.yahoo.co.jp/articles/026dae71650a5124eb05584786c89efaed5a0b9a
受付嬢の人はそっくりだし(思いっきり前線駆り出されてるけど)
肉焼きセットのシーンもあるし
オトモアイルーもちゃんと出てくる(実写だと明らかに場違いだけど)